Shinyuriyamate 新百合山手
―地区計画によって護られる美しい景観―
南傾斜の緑豊かな丘陵地。この自然環境を活かしつつ、川崎市の新都心・新百合ヶ丘を発展・拡大させるために「新百合山手」は綿密に練られた地区計画に基づいて、まちづくりが進められてきました。
地区内のエリア区分ごとに、建築物などの用途や規模、意匠などに対する制限を川崎市において策定。建築物などの計画的誘導を図り、新都心地域にふさわしい街並み形成、および将来的な環境保全を図ることが目的とされています。「新百合山手」は、川崎市により「新百合山手都市景観形成地区」として指定され、その中では「景観形成基準・方針」が市の条例として定められています。これはエリアごとに景観形成・保全のためのルールを策定したものです。「新百合山手」は、緑が景観の大きな要素となっているため、全国でも珍しい、緑と緑の管理に関する方針・基準が定められています。このようなルールにより、将来にわたる良好な暮らしの基盤となる景観の維持が目指されています。
―人にやさしいまちづくり。快適な道路環境を創出―
「新百合山手」の街づくりの中で、津久井道(世田谷町田線)、新百合山手中央通りなどの拡幅や地区内幹線道路の整備を行い、地域の交通ネットワークの向上が図られています。
幹線道路はクランク型やループ方式が採用されています。歩道や植栽帯などを設け、安全で景観に配慮した魅力ある街路空間が形成されています。
また、地区内の生活道路として幅員6mの区画道路や幅員4mの歩行者専用道路(フットパス)を設けるなど、居住者が安心して快適に歩けるまちづくりが行われています。
―地区の約25%を緑化―
「新百合山手」の緑は、季節感豊かな「里山」として人々の生活と深いかかわりを持ちながら親しまれてきました。
このような里山の保全・継承・発展を目指すため、地区の約1/4を公園・緑地として緑化。その中には「保存の緑」、「復元の緑」、「修景の緑」と位置付けられた緑が配されています。
特に「復元の緑」においては、地区内の既存樹の種苗(ポット苗)を約15,000本育成した後、再び地区内へ植栽しました。
人々が再び里山に親しんでいくことで、将来にわたって緑が豊かであり続けられることが目指されています。
―文化性のあるまちづくり。川崎アートセンター―
川崎市では新百合ヶ丘駅周辺地域を中心に、芸術文化振興の拠点づくりを目指す「芸術のまち構想」を推進。
「しんゆり・芸術のまち」の中核施設となる川崎市アートセンターが、「新百合山手」のシンボルロード・新百合山手中央通り沿いにあります。芸術文化の創造、発信および交流を促進し、芸術のまちづくりを発展させることを目指しています。
また、新百合山手中央通り沿いには新しい街のシンボルともなるガス灯が設置され、電線は地中に埋没。美しい街路空間を形成し、芸術のまちにふさわしいイメージを創出しています。
―24時間365日、街をまるごと見守る。タウンセキュリティ―
「新百合山手」では、安心な暮らしを支えるタウンセキュリティが実施されています。警備員の常駐、防犯カメラ・セキュリティセンターの設置など、街全体が24時間365日ガードされます。
地域全体でセキュリティ化を図ることにより、居住者の帰属意識(コミュニティ意識)が高まることが予測され、より良い街、より安全な街となる効果も期待されます。
※タウンセキュリティは、今後の状況変化により内容が変更になる場合があります。
※防犯カメラの設置に際しては、神奈川県の「防犯カメラ設置・管理に関するガイドライン」における「設置・管理に当たって配慮すべき事項」が遵守されます。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。